看護師の職場でも多い上司と部下のトラブル
職場の人間関係で悩むということはどんな仕事をしていてもありがちなことです。病院に勤務する看護師にしても同様のことを言うことができ、特に看護師チームの中での人間関係に悩まされるということは頻繁にあります。それを煩わしく感じて転職をする人も多く、職場選びは重要なポイントなっています。
その中でも多いパターンとしてあげられるのが上司と部下の関係です。看護師チームにおいては看護師長のもとで何人もの看護師が働くという組織化がなされていますが、その看護師長と波長が合うかどうかということで過ごしやすさが大きく左右されます。
看護師長は必ずしもリーダーとしての素質やマネジメント能力の高さから選ばれているとは限らず、それが実際には目に見えていない上層部が実績だけをもとにして選んでいる場合も多々あります。そういった際に選ばれる看護師長は看護師としての能力は高くても、マネジメントや教育といった面で長けているとは限りません。そのため、自分にできるのだから他の人にもできるはずだという考えで指示を出していくことも多く、それが大きな負担になってしまうことも多いのです。それができないことによって厳しく叱られる毎日となることも多く、それがもとでストレスが溜まって周囲との人間関係が悪化してしまうこともあります。上司の良し悪し一つで環境が大きく変化するということは留意するべきことであり、それに思い悩んだら職場を変える勇気も必要です。