Archive for the ‘コミュニケーション’ Category

コミュニケーション能力が必要

水曜日, 8月 23rd, 2023

看護師の仕事はチームで行うため、コミュニケーションが重要です。患者の思いを汲み取る能力や、看護師同士で意思疎通する能力などが必要とされています。看護師同士でしっかりコミュニケーションを取ることが、患者へ適切なケアを提供することにつながります。看護師同士のコミュニケーションが取れていると、医療ミスや事故を防ぐこともできるでしょう。看護師同士のコミュニケーションでは、相手の意見を尊重する、素直に指導や助言を聞く、わからないことをそのままにしておかないなどに注意したいものです。
引き継ぎの際に患者情報を共有しますが、一方的に意見を押し付けないようにしましょう。他の看護師に助言するときも自分の考えをただ主張するだけでなく、提案する形で伝えることをおすすめします。新人看護師の間は先輩や上司から叱られたり、厳しい言葉を投げかけられたりすることもあるかもしれません。厳しく指摘されたときは、叱られたと感情的になるのではなく素直に聞く姿勢が大事です。
先輩から指示されたことが聞き取れない、メモに残せないこともあるでしょう。先輩の邪魔をしてはいけないと遠慮してしまうと、患者に適切なサービスを提供できない可能性があります。ある程度聞くタイミングに気をつけながら、積極的に聞き直すようにしましょう。先輩の話でわからないことがあったときも、わからないまま放置しないように気をつけることが大切です。わからないことをそのままにしておくと、トラブルの元になります。

新人看護師の人間関係を良好に維持する方法

月曜日, 5月 23rd, 2016

医療機関という職場で働く看護師は、患者の生命も左右する責任の重い役割を担うという性質上、緊張した場面が連続する厳しい環境下での勤務を強いられるケースが多く見られます。そのため、先輩看護師や医師からの指導が非常に重要な要素とされる事も多く、緊迫した場面では厳しい指導となりがちです。とりわけ、重症な患者のケアが求められる手術室や救命救護などの専門分野では、看護師にも多くの技術力と迅速な行動、適切な判断力が必要とされることになります。そのため、日頃から人間関係を良好に保ち、職務に支障を来たさないように関係性を維持していく事が必要です。
特に、新人看護師の場合は、積極的なコミュニケーションを先輩看護師ととることを心がけなければなりません。この後輩として学ばせてもらうという心がけが、丁寧な指導や親身なアドバイスにもつながり、新人看護師のスキルアップにもつながります。
また、循環器系の診療科でも、新人看護師の場合は、採血が上手くできなかったり、バルトンの挿入に手間取ったりなど、技術的な不備で他のスタッフに迷惑をかけてしまうことが多々見受けられます。しかし、良好な人間関係が維持できている職場であれば、先輩看護師が適切に指導をしてくれることに加え、今後も見据えて最善の方法を教えてくれる事になるので、技術の習得にも大変役立つのです。
そのため、新人看護師の場合は、日頃から積極的なコミュニケーションを心掛ける事が大切です。